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地球温暖化と生物多様性

20世紀半ば以降にみられる地球規模の気温の上昇によって様々な問題が引き起こされています。これらは決して先送りしてはならないと考えます。

では、私たちにできる対策とは、一言でいえば、二酸化炭素を大気中に放出しない。そして、大気中の二酸化炭素を減らす事に取り組む必要があると考えます。

私たち、C.プランツでは緑を増やすことで地球温暖化防止につなげようとしています。

加えてバイオ炭という考え方がございます。大気中の二酸化炭素は植物が行う光合成より有機炭素となり植物の中に貯蔵されるのです。それを炭化(炭)にすることにより安定した炭素に変え、土中に植え込むことで、ほぼ永久的に二酸化炭素を閉じ込めることができます。加えて土中の通気性をよくし微生物の住みかにもなり、植物の生長を促進します。

もう一点の環境対策は、有機JAS資材のEFポリマーを使用して活着までの水やりを軽減して、水道による二酸化炭素排出量も少なくしてゆこうと考えています。EFポリマーを使用すると土壌水分の吸水力が20~30倍になります。素材はオレンジやバナナの皮、その他の不可食部分で作られているため,肥料の効果もあります。

虫を一日200から300匹食べるシジュウカラ

生物多様性も非常に大事だと考え、私たちの植える植物の多くは在来種です。

(日本の風景をつくっていた植物が少なくなるということは、それらを糧に生きてきたものも少なくなるということで、自然がどんどん痩せてきます。それにつれて私たち日本人の心や文化、住まい方や暮らし方に対する感受性も痩せていきはしないでしょうか?しかし、今からでもできることはあります。

それは我が家の庭に植える植物にこだわるということです。なるべく外来種を避け、日本に自生していた木々や草花を育ててみませんか)(出典 こそあどより)

生物多様性とは人間などの動植物から菌類までの微生物まで、地球上に生息している、すべての生き物たちが支えあうバランスを保っている状態のことらしいのです。

私たちの、植える植物の多くは山採りの木です。もちろん在来種です。目指すは里山でなるべく消毒しない剪定が少ない庭作りです。

その一例として、ある外来種を植えると20から30種類の虫しか来ない、ところがコナラ等の在来種の場合は600種類の虫が来る。ともすれば20種類のほうがいいように思うかもしれませんが、食ったり食われたりの関係が崩れ、特定の虫だけが繁殖するというような傾向にあります。これはあくまでも傾向ではありますが。

この関係をうまく利用できればと考えています。

可憐な花を咲かせるヤマアジサイ

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